事業承継の上手な進め方

2017年6月28日
カテゴリー : 企業の法務・税務

私は今年67歳になる中小企業の社長です。
新聞やテレビで会社の代替わりの話題をよく聞きます。また金融機関や税理士の先生からもいろいろと提案をされるのですが、いったいどこから手を付けてよいのか分かりません。
会社の代替わりについて大枠を教えていただけませんか。

60代 男性

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専門家の回答

公認会計士 宮川 靖規 先生の回答

フォレストアドバイザリー会計事務所

回答

会社の代替わりは「事業承継」といい、現役社長様の高齢化にともない社会問題となっています。
事業承継については①後継者の選定、②税金、③資金調達の3つが大きな柱となっています。このうち①の後継者の選定が最も大切であり最も難しい問題です。また事業承継は税理士や司法書士、金融機関などさまざまな専門分野の方のチームワークで計画的に行って行く必要があります。
まずは金融機関や税理士の方に相談し、各専門家を一同に会して大きな枠組み、各専門家の役割などを明確にし、計画的に事業承継を進めていくことをお勧めいたします。

解説

以下、上記3つの柱にいついて簡単にご説明いたします。

①後継者の選定
まずは後継者を選定する必要があります。
これには1.親族承継、2.従業員承継、3.M&Aの三 つがあります。
考慮する順番はおおむね1から3の順ですが、最も理想的な後継者は現在の社長様の長男で40歳くらい、すでに現社長様の会社で10年くらい勤務し、経営者としての資質をお持ちというパターンです。しかしほとんどの事例ではこのような理想的なパターンではなく何かしらの問題点があります。
最も大切なことは「経営者としての資質がある」ということですが、相手は人間で感情もありますので慎重に対処する必要があります。また事業承継の話題がでると、とかく承継するまでの話になりますが、大切なことはむしろ承継後であり、承継後どのように会社を運営していくかについて十分な検討が必要です。

②税金
上記、後継者の問題が決まればどのように事業を承継していくのかについてスキームを描くことができます。
その際動くお金は数千万円、数億円ですのでスキームの描き方次第で税金の金額は大きく影響を受けます。もちろん脱税は論外ですが、うまくスキームを構築することで相続税や贈与税だけでなく、貴社の節税も図ることができます。

③資金調達
既述のように事業承継で描くスキームは動くお金の金額が大きく貴社のお持ちのお金だけでは対応できないことが一般的です。事業承継で悩んでいる会社は優良企業が多く、中には無借金経営を行っている会社も存在します。しかし金融機関からお金を借りることは悪いことではなく、むしろ金融機関とタッグを組む気持ちでお金の問題を考えるとスキームの描き方も選択肢が広がり貴社、金融機関ともにwin-winの関係を築くことができると考えられます。

回答日:2017年6月28日

公認会計士
宮川 靖規
フォレストアドバイザリー会計事務所

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