保証金の持ち回りとは?収益物件の取引における関西と関東の違い

2017年5月12日
カテゴリー : 不動産取引

これから収益物件を購入して不動産投資をしようと思っていますが、よく保証金について「関西方式」や「関東方式」などを耳にします。
具体的には何を指しているのですか。また、注意すべき点があれば教えて下さい。

30代 男性

回答の入力

以下の項目を入力の上、最後に「送信する」ボタンをクリックしてください。
質問や相談への回答は、「RE_gardens」にプロフィールを掲載して頂いている専門家・不動産会社に限ります。
プロフィールの掲載はこちら

※印は入力必須項目です。

回答内容 ※

「ポイント」、「さらに詳しく」などのアイコンの使用が可能です。
使用できるアイコン
アイコン使用箇所の指示

写真・図表

×

回答者の情報
資格名
事務所名 ※
お名前 ※
メールアドレス ※

注意事項

  • 質問・相談への回答は、「RE_gardens」にプロフィールを掲載して頂いている専門家・不動産会社の方に限ります。
  • 個人、法人、不動産を特定できる情報並びに他人の権利及び利益を侵害する恐れのある情報の記載をすることはできません。
  • 入力情報(除:メールアドレス)は、インターネット上に公開されます。
  • 回答の内容によっては、掲載をお断りする場合があります。
  • 公開後、回答内容の変更及び削除は原則として行っていません。

利用規約

「RE_gardens」のご利用にあたり、以下の利用規約を遵守していただきます。

利用規約

送信内容をご確認後、「注意事項」及び「利用規約」に同意して頂いた場合、チェックを入れてください。

専門家の回答

MORE都市開発株式会社 宅地建物取引士 西川 元裕 さんの回答

回答

収益物件を購入する場合、通常「保証金の持ち回り」という言葉を耳にするはずです。
返還すべき「預り保証金の扱い」が関西と関東では違うのです。

関 西 預り保証金が売買代金に含まれます。売主と買主にて売買契約とは別には精算せずに、保証金債務のみが売主から買主へ引き継がれます。
関 東 預り保証金は売買代金に含まれておりません。売主と買主にて売買契約とは別に精算を行い、保証金債務は売主から買主へ引き継がれます。

例)不動産の価格1億円。預り保証金500万円。
①関西方式
売買価格=1億円。
1億円の売買代金の中に預り保証金が含まれる。
②関東方式
売買価格=1億円+500万円
1億円の売買代金とは別途預り保証金が表示される。

つまり、保証金の扱いが異なるということは、「売買金額の表示」が異なるのです。

因みに、関西方式、大阪方式というように呼び名は様々ですが、全国的には関東方式、東京方式が普通です。

【注意すべき点】
通常、保証金の額は大きいです。
「物件が関東だから、関東方式だろう」と自分で判断せずに、どのような場合でも保証金の扱いは確認しておく方が良いでしょう。

回答日:2017年5月16日

補足

保証金とは、賃借人(テナント)から預かったお金であり、賃借人が退去する際に返還するものです。
収益物件で所有者(オーナー)が変更になった場合、所有権の移転とともに、旧所有者から新所有者に、賃借人との契約も引き継がれることになります。引き継がれるものには、月々の賃料の他、賃借人から預かった保証金なども含まれます。
所有者となった場合、以前から居た賃借人であっても、その賃借人が退去する場合、保証金を返還する必要があります。要するに東京方式であっても大阪方式であっても、買主は賃借人との保証金債務を売主から引き継ぐことには変わりありません。