奈良県の地域情報

目 次
  1. 奈良県内の価格と動向
    1. 奈良県全体の住宅地の価格動向
    2. 奈良県全体の商業地の価格動向
    3. 奈良県の最高価格地・上昇率1位・下落率1位
    4. 県庁所在地(奈良市)
  2. 奈良県の概要
の直前に以下を追加
基本データ
面 積 3691.09k㎡
人 口 134,0070人(2018.10)
人口増減率 ▲3.0%(対2013比)

奈良県推計人口など

奈良 奈良市  大和郡山市  天理市  生駒市  安堵町
斑鳩町  三郷町  平群町  山添村
葛城・桜井 大和高田市  橿原市  御所市  香芝市  葛城市
桜井市  明日香村  高取町  王寺町  河合町
上牧町  広陵町  川西町  田原本町  三宅町
宇陀・吉野 宇陀市  五條市  大淀町  上北山村  川上村
黒滝村  下市町  下北山村  天川村  十津川村
野迫川村  東吉野村  吉野町  曽爾村  御杖村

1.奈良県内の価格と動向

平成31年地価公示は過去一年(平成30年)の地価動向を分析しています。

1)奈良県全体の住宅地の価格動向

奈良県の住宅地の価格変動率

国土交通省HP「平成31年度地価公示」

奈良県全体としての住宅地の平均変動率は、▲0.5%となり、11年連続で下落が継続しています。
奈良県北部中部の利便性が高い地域を中心として上昇傾向にありますが、奈良県南部を中心として下落傾向が見られます。県全体として地価の二極化、多極化傾向が見られます。

2)奈良県全体の商業地の価格動向

奈良県の商業地の価格変動率

国土交通省HP「平成31年度地価公示」

奈良県全体としての商業地の平均変動率は、+0.9%となり、10年ぶりにプラスに転じて引き続き2年連続プラスになり、上昇率もアップしています。
インバウンド需要の影響により、奈良市の商業地を中心として、地価上昇傾向となっており、ホテル・宿泊施設が立地可能な地域の需要が高くなり、全体的な商業地の地価を牽引しています。その他の地域については投資需要が見込める一部の地域、一部の路線商業地について上昇傾向が見られます。しかし、人口減少、少子高齢化により旧来からの商業地については下落傾向が継続しています。

3)奈良県の最高価格地・上昇率1位・下落率1位

奈良県の最高価格地

国土交通省HP「平成31度地価公示」より抜粋
※変動率下段(  )は前回公示の変動率
以下同様

奈良-4:駅接近性に優れ、品等、住環境も良好な富裕層人気が高い高級住宅地であり、上昇傾向が継続している。
奈良-53:大和西大寺駅南方近くに存し、大阪、京都等都心部へのアクセス良好。販売価格へ転嫁可能な好立地マンション用地は、デベロッパー需要競合により価格上昇。
奈良5-1:近鉄「奈良」駅前の視認性優れる商業地。外国人観光客の増加を背景として地価が上昇しており、ホテル需要も認められる。

奈良県の上昇率1位

奈良-4は上記、最高価格地でもある。
奈良5-8:古くからのアーケード付商店街。外国人観光客数の増加を背景とし、通行量が高水準で推移している。商店街活性化策が功を奏し、需要が認められる。

奈良県の下落率1位

奈良三郷ー3:供給過剰の影響が継続している。災害発生などによるイメージダウンの影響から需要が低迷し、地価が下落している。
奈良大淀5-1:下市口駅前商店街。背後地人口減少、後継者不在による高齢化、郊外大型店舗への顧客流出等により、閉鎖、空き店舗が多く、改善の見込みもあまり見られない。

4)県庁所在地(奈良市)

県庁所在地の最高価格地・上昇率1位・下落率1位

国土交通省HP「平成31年度地価公示」より抜粋
※変動率下段(  )は前回公示の変動率

2.奈良県の概要

奈良県は紀伊半島の中央部にあり、大阪府・京都府・和歌山県・三重県に囲まれている海のない内陸県です。 旧大和一国をその範囲としており、面積は約3,691平方キロメートル、人口は約140万人です。

地形、地質上から見ると吉野川に沿って走る中央構造線により、北部低地と南部吉野山地とに大別できます。 北部低地帯の地形は全般的に標高500mないし600mの山地が多く、それらが大和盆地の四方を囲んでいます。

南部吉野山地は、東西約70km、南北約80kmにわたって広がり、県土面積の約2/3を占めています。ここには、吉野川、北山川、十津川の渓谷が南北に流れ、山脈もそれに並行して東から台高山脈、大峰山脈、伯母子山地の3つの山脈を形成しています。標高訳1,915mの八剣山を筆頭に1,000mないし1,900mの山岳が連なり、谷部はとくに急峻ですが、多くの山頂部は平坦な地形が広がっています。

気候は概ね温暖ですが、北部の大和盆地では内陸性気候、大和高原では内陸性気候と山岳性気候の特徴を有し、気温の日較差が大きく、夏は暑く、冬は寒くなります。大和高原では特に冬は厳しい寒さとなります。一方、南部山岳部では山岳性気候の特徴を有し、特に、大台ケ原山を中心とする南東山地は、日本屈指の多雨地帯であり、夏の雨量が極めて多く、冬は厳しい冬山の様相になります。

北部の大和盆地は、大阪都心部のベッドタウンとしても発展してきており、生駒市や奈良市、香芝市等を中心とする地域には大規模な住宅団地が見られます。また、地場産業のほか工場団地等の立地も進んでいるほか、けいはんな学術研究都市においては研究施設の集積も進んでいます。山間部の地域では、農業・林業が産業の中心となってきていますが、近年過疎化が進んでいます。

歴史的には、古くより大和のちは我が国の政治・文化の中心地として、飛鳥をはじめ、藤原京、平城京に都が置かれました。都が平安京に移った後は、社寺中心に甦り、鎌倉時代には大和の国は興福寺・春日大社の荘園で絞められました。戦国時代には筒井氏が大和を統一し、江戸時代には、綿花・菜種などの商品作物や、吉野葛・奈良晒・大和絣・吉野杉などの特産品が大阪・京都に運ばれ、奈良は繁栄しました。

明治時代には、堺県や大阪府との合併が一時期ありましたが、明治20年、奈良県が成立して現在に至っています。

奈良県は「日本人の心のふるさと」であり、世界に誇りうる日本文化の中心となっています。貴重な文化遺産や歴史的風土の保存とともに、文化・観光の中心として、環境との調和を図った発展により、今後も重要な役割を果たしていくことが期待されます。