猪名川町の地域情報

基本データ
面 積 90.33k㎡
人 口 30,907人(H28.1)
人口増減率 ▲2.1%(対H24比)
住宅持家率 全体のうち、91.6%
うち戸建住宅 77.0%
うち分譲マンション 22.6%

平成28年住民基本台帳など

1.猪名川町の全体情報

1)概要

猪名川町は、兵庫県の南東部に位置する住宅都市と田園都市の色彩をもつ近郊都市であり、昭和30年4月に町制が施行されました。
町域は、東西約8㎞、南北約18㎞にわたる範囲となっており、総面積は90.41?となっています。

猪名川町は、もともと北摂地区の最奥地に位置して、寒暖の差が激しい気候を利用した寒天づくりや豊臣秀吉の時代から盛んであった鉱山開発を主たる産業とする中谷村と六瀬村が合併して誕生しましたが、その地理的位置ともあいまって知名度の極端の低い「田舎町」のひとつに過ぎませんでした。
しかし、昭和53年に当町まで能勢電鉄日生線が開通し、日生中央駅が開業したことを契機に、日生ニュータウンの開発や、これに続く猪名川パークタウンの開発といった大規模ニュータウンの開発が相次ぎ、町制施行時には、わすが数千人にしか過ぎなかった人口が、現在では3万人を超える人口を抱える中堅都市にまで発展することとなりました。

しかし、ここ数年間は、地価の下落傾向を反映し、いわゆる「都心回帰」の動きが見られるようになり、このような状況から猪名川町のような近郊都市は、利便性に優れた阪神間の他の都市と比較して、その競争力が低下しつつあると言えます。

猪名川町の交通手段は、阪急宝塚線川西能勢口駅から分岐する能勢電鉄の終点となる日生中央駅があり、ここを起点に阪急バスが町内各所に張り巡らされています。
なお、主たる通勤目的地である大阪へは、日生中央駅から阪急梅田駅まで直通特急である日生エクスプレスが朝夕の通勤時間帯に運転されており、当該特急で約45分程度となっており、利便性は良好と言えるでしょう。

猪名川町は、大きく、町南部に広がるニュータウンを中心とするエリアと町北部の集落を中心とするエリアから構成されています。
また、町北部の集落エリアの間には、阪神間の最高峰で、あじさいと天文台で有名な大野山や、猪名川渓谷の流れが作り出した奇岩である屏風岩、さらには豊臣秀吉の時代から盛んであった鉱山開発の跡地である多田銀山・銅山などの観光スポットが点在しています。

2)住宅地

猪名川町の住宅地を大きく分けた場合、以下の2つに区分されます。

  • 町南部のニュータウン
  • 町北部の集落

町南部のニュータウンにおける猪名川パークタウンやつつじが丘住宅地では、現在でも新規分譲が続いており、取引が活発です。
しかし、開発から30年以上も経過している日生ニュータウンでは、高齢化が進展や中古住宅の建て替え傾向なども見られます。

一方、町北部は、ほぼ全域が市街化調整区域ということもあり、地域の変化に乏しく、外部からの需要者も見込みがたい状況と言えるでしょう。

なお、マンションについては、日生ニュータウンの駅前地区で新規の分譲が見られ、町内居住者の戸建住宅からの買い替え希望者層の需要を取り込んでいます。

3)商業地

猪名川町の商業地としては、もっぱらニュータウンエリアの商業施設がメインとなっており、日生ニュータウンには阪急オアシスをキーテナントとする日生中央サピエが、パークタウンには、イオン猪名川モールがあります。

4)工業地

猪名川町は、全体的に住宅都市や田園都市としての色彩が強いため、工業地域はほとんど見られません。

2.各エリアの情報

猪名川町のエリア情報

3.お役立ち情報

1)人口と世帯

兵庫県全体と同様、猪名川町の人口はここ5年間を見ると減少傾向にあります(図-1)。

猪名川町の人口の推移

人口構成割合を見ると、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)の割合は全国より低く、兵庫県全体と同じ程度です。ただし、65歳以上の割合は兵庫県全体よりもやや低くなっています。(図-2)。

猪名川町の人口構成割合

2)持家率と賃貸率

猪名川町において、持ち家の割合は90%を超えており、圧倒的に持家率が高い街であることが分かります。また、持ち家派の中でも、一戸建ての割合が約77%を占めています(図-3)。

猪名川町の持家率と賃貸率

参考:
平成25年住宅土地統計調査、平成28年総務省住民基本台帳など