三田市の地域情報

基本データ
面 積 210.32k㎡
人 口 113,549人(H28.1)
人口増減率 ▲0.9%(対H24比)
住宅持家率 全体のうち、78.0%
うち戸建住宅 76.7%
うち分譲マンション 22.7%

平成25年住宅土地統計調査
平成28年住民基本台帳など

1.三田市の全体情報

1)概要

三田市は、兵庫県の南東部に位置する住宅都市と田園都市の色彩をもつ近郊都市であり、昭和33年7月に市制が施行されました。

市域は、東西約19㎞、南北約17㎞にわたる範囲となっており、総面積は210.22㎡です。
三田市は、もともとは九鬼氏の城下町を発祥とする歴史のある街ですが、規模としては阪神間の小都市の一つに過ぎませんでした。しかし、昭和40年代から始まった北摂三田ニュータウンの開発や、中国自動車道の開通、さらにはJR福知山線の複線電化によって、住宅都市としての基盤が整い、このような都市基盤整備の進捗と歩調を合わせるように、昭和50年代に入ってからは、次第に衛星都市としての性格を強めることとなりました。
また、昭和62年から平成8年までの10年間は、連続日本一の人口増加率を記録しています。

しかし、ここ数年間は、地価の下落傾向を反映して、いわゆる「都心回帰」の動きが見られるようになり、このような状況から三田市のような近郊都市は、利便性に優れた阪神間の他の都市と比較して、その競争力が低下しつつあります。

交通手段については、三田市には、JR福知山線、神戸電鉄三田線及び同公園都市線の各線が通っています。なお、JR福知山線については平成9年3月のJR東西線の開通に伴い、運行本数が増加し、大阪都心部への交通利便性が大幅に改善されることとなりました。また、市内を走るバス路線としては神姫バスが各所を結び、市民の足となっています。

なお、主たる通勤目的地である大阪へは、JR三田駅から大阪駅まで快速で約40分程度、神戸へは、神戸電鉄三田駅から新開地まで約60分程度であり、通勤や通学にも便利な立地と言えるでしょう。

三田市は、大きく、城下町の流れをくみ古い町並みが多く見られる市街地エリアと北摂三田ニュータウンの中心とするエリアから構成されています。
そしてこれらのエリアの周囲には圧倒的な規模で集落や山林を中心とするエリアが広がっています。

また、これらの集落や山林を中心とするエリアの間に青野ダムが作り出した人工湖である千丈寺湖や有馬富士を景観に頂く広大な県立有馬富士公園など、観光スポットが点在し、緑豊かな環境が魅力と言えるでしょう。

2)住宅地

三田市を大きく分ける場合、以下の2つに区分されます。

  • JR三田駅周辺の市街地
  • 北摂三田ニュータウン(フラワータウン・ウッディタウン・カルチャータウンなど)

JR三田駅周辺の市街地は、城下町のながれをくむ古い町並みが残るエリアが多いものの、その周辺には区画整理が進んだエリアも存します。
また、これらのエリアにおいては、不動産取引はそれほど活発ではなく、主に三田市に地縁を有する個人や会社などによる取引が中心となっています。

一方、北摂三田ニュータウンをはじめとするエリアは、大阪や神戸方面へ通勤する需要者を中心に、今でも取引が多く、大手ハウスメーカーなどによる新規分譲も盛んとなっています。しかし、分譲開始から20年から30年も経過したエリアでは、高齢化が進む一方で新規の転入者が減少するという、いわゆるオールドタウン化現象の端緒も見られます。

なお、三田市においては、もとよりマンション分譲は少なく、市街地中心のJR三田駅徒歩圏内のエリアで少し見られる程度である。

3)商業地

三田市の商業地としては、JR三田駅前に、第3セクターが運営する再開発ビルであるキッピーモールが阪急百貨店をキーテナントとしていることもあり圧倒的な存在感を放っているほかは、駅前商店街は活気がなく、全体的としては停滞している。

一方、北摂三田ニュータウンには、フラワータウンにダイエーが、ウッディタウンにイオンがあり、その周辺にはいつくかの郊外型店舗の集積が見られるなどの繁華性が見られる。

4)工業地

三田市は、全体的に住宅都市や田園都市としての色彩が強いため、工業地域は少なく、北摂三田ニュータウンのうち工業団地として造成されたテクノパークの他、JR新三田駅周辺の福島地区に中規模工場の集積が見られる程度である。

2.各エリアの情報

三田市のエリア情報

3.お役立ち情報

1)人口と世帯

兵庫県全体と同様、三田市の人口は減少傾向にあります(図-1)

三田市の人口と世帯

人口構成割合を見ると、全国や兵庫県よりも生産年齢人口(15歳以上65歳未満)の割合が高く、65歳以上の割合が低いことが分かります(図-2)。

三田市の人口構成割合

2)持家率と賃貸率

住宅の所有の関係を見ると(図-4)、三田市における住宅総数のうち、借り家の割合は約17%であり、持ち家の割合(約78%)が大半を占めており、三田市においては、持ち家が選好される街であると言えます。
なお、持ち家派の中でも一戸建派が約77%以上を占めており、分譲マンション派(約23%)を大きくリードしている状態で、三田市内で購入を考える人は一戸建てを選ぶ傾向が強いと考えられます。

三田市の持家率と賃貸率

3)地価公示価格の推移

三田市の住宅地の価格は、平成22年に底打ちし、価格の下落幅は縮小傾向にあると言えども、価格上昇までには至らないようです。また、国や兵庫県と比較しても、価格下落率はやや大きいことが分かります。

三田市の住宅地の地価公示価格の推移

三田市の商業地の価格は平成22年頃に底を打ち、その後は価格下落のペースは年々緩やかになっています。

三田市の商業地の地価公示価格の推移

参考:
平成25年住宅土地統計調査、平成28年総務省住民基本台帳、国土交通省・地価公示など