北部・奥池エリア

芦屋市の北半分を占める六甲山系により構成された地域であり、大部分が「風致地区」、「近郊緑地保全区域」に指定され、自然資源保全及び防災上の観点から市街地を抑制する地域(市街化調整区域)として位置付けられています。

奥池町は昭和36年の芦有道路開通により開発された別荘地でしたが、その後次第に人口が増えていきました。市街化調整区域であり、以前は土地利用や建物用途に規制が設けられていなかったため、住民の望まない土地利用や建物が建築されるのではないか、という懸念がありました。
現在では地区計画により自然環境や住環境の配慮がなされ、奥池町や奥池南町を中心に緑豊かな環境の中で避暑地のような雰囲気がある住宅地域が形成されています。既に開発された地域以外の宅地開発については自然保護の観点から原則認めない方針が定められています。

標高500m付近に位置するため大阪湾を遠望できますが、反面傾斜が急なところが多く、近くに買物施設などの生活利便施設もないため、車での移動が便利なエリアです。車で10分程度、バスでは15分程度で市街地まで行くことができますが、奥池地区へ行くためには芦有ドライブウエィ(有料)を通る必要があります。

                

「自然公園法」に基づく瀬戸内海国立公園に指定された区域については雄大な自然がはぐくまれており、ハイキングや登山を楽しむ人々で一年中賑わいがあります。
また、豊かな自然に恵まれた奥池と奥山貯水池の周辺は寄宿舎、保養所や園地が整備され、市民の憩いの場所として利用されています。

                

なお、避暑地の様相を呈しているため当然ながら冬は寒く、主に春と夏に不動産取引が見受けられるようです。

劔谷、 奥池町奥池南町、 奥山

奥池町(おくいけちょう)

瀬戸内海国立公園内において昭和39年から開発が始まり、六甲山東麓の豊かな自然環境の中、低層住宅を中心に企業の保養所等も一部立地する地区として発展してきました。
自然公園法の特別地域内の規制をはじめ、風致地区、近郊緑地保全区域などによる規制と自治会による建築協定など、住民の自然豊かな住環境の保全への熱意により、日本でも屈指の緑豊かで自然に恵まれた良好な街並みが形成されています。
芦屋市の地区計画(平成17年決定)により、最低敷地面積は500㎡以上(一部1,000㎡以上)と定められており、大きな邸宅が建ち並んでおり、ゆったりとした雰囲気があります。

奥池南町(おくいけみなみちょう)

瀬戸内海国立公園内において、豊かな自然環境の中に低層住宅を中心として企業の保養所なども見られる地域として発展してきました。
自然公園法の特別地域内の規制をはじめ、風致地区、近郊緑地保全区域などによる規制と自治会による建築協定など、住民の自然豊かな住環境の保全への熱意により、日本でも屈指の緑豊かで自然に恵まれた良好な街並みが形成されてきました。
近年の経済状況の低迷に伴い、保養所などが売却されて用途転用されることにより、敷地の細分化やそれに伴う既存樹木の伐採などが行われ、住環境が阻害されたことから芦屋市により地区計画が定められました(平成18年)。
地区計画より最低敷地面積は500㎡以上(一部700㎡、1000㎡)と定められており、大きな邸宅が建ち並んでいます。その他の規制とともにゆとりある良好な住環境が形成され、奥池地区では人気のエリアとなっています。