大倉山エリア

神戸市営地下鉄西神・山手線「大倉山」駅、神戸高速鉄道「高速神戸」駅、JR神戸線「神戸」駅の勢圏に広がるエリアであり、北側及び西側で兵庫区に隣接しています。
「大倉山」は、明治の大実業家である大倉喜八郎により、安養寺山(現在の大倉山公園)の約8,000坪の土地に建てられた広大な別荘が後に神戸市に寄付され、大倉山公園として開園したことに由来しています。当時の安養寺山は松の木が繁り、淡路島や瀬戸内海を眺めることのできる景勝地だったようです。
そして、当エリアは早くから市街化が進み、戦前は神戸の中心地として発展してきた経緯を有しています。

現在の大倉山公園は、北・南・中央の3つのブロックに分かれており、北ブロックには有料の野球場や神戸市立中央図書館、児童遊園などがあります。中央ブロックには、神戸文化ホールやレストコーナー、南ブロックには神戸市立体育館などがあり、レクリエーションや散策、スポーツなどさまざまな目的で地元の人々に活用されています。
また、公園の西側には神戸大学医学部付属病院が立地しています。

橘通には神戸地方裁判所があります。これは、1904年(明治37年)に建設された赤煉瓦の庁舎で、モダンな洋風建築が目に留まります。

このように、大倉山駅周辺は、現在、神戸文化ホールや中央体育館など市内有数の文化施設が集積しているほか、病院や裁判所といった様々な施設が立地しています。
このため、神戸市により神戸駅・大倉山都市景観形成地域の「大倉山ゾーン」として指定されており、建築物などの意匠を誘導するといった都心の西の核にふさわしい街並み形成が図られています。

なお、高速神戸駅の北側には楠木正成が祭られている「湊川神社」があり、地元では「楠公(なんこう)さん」と呼ばれ、地元の人々に親しまれています。

神戸市中央区の湊川神社と神戸地方裁判所

(左)神戸地方裁判所     (右)湊川神社