藤井寺市の地域情報

基本データ
面 積 8.9k㎡
人 口 64,971人(H29.4)
人口増減率 ▲1.7%(対H24比)
住宅持家率 全体のうち、66.7%
うち戸建住宅 86.0%
うち分譲マンション 10.5%

平成25年住宅土地統計調査
平成29年大阪府推計人口など

1.藤井寺市の全体情報

1)概要

藤井寺市は、大阪府の南東部に位置する都市です。
面積は大阪府の中で最も小さいものの(8.9k㎡)、歴史環境に恵まれた住宅文化都市としての性格を有しており、都心へのアクセスも良好な大阪市のベッドタウンとして知られています。

古代文化発祥の地であり、古墳群があるほか、葛井寺や道明寺といった古社寺も多く、「河内国府」が設置されたことから名実ともに河内の中心地でした。
その後、中世の南北朝の争乱により衰退していきましたが、近世で葛井寺は西国三十三所第5番札所として知られています。

大正12年(1923年)、大阪鉄道(現:近畿日本鉄道)が大阪天王寺から「道明寺」駅までの間を開通させ、大阪市内の乗り入れが可能となりました。一帯は桃や梅の果樹、水田の農地帯であったところ、大正末期から昭和初期にかけて、「藤井寺」駅の周辺に本格的な住宅開発が行われるとともに、野球場や自然体験学習施設なども建設され、発展していきました。

現在、藤井寺市には、「藤井寺」、「土師ノ里」、「道明寺」の各駅が設置され、「藤井寺」駅から「阿部野橋」駅まで約15分(準急)でアクセス可能であり、都心への接近性も良好となっています。

なお、建替えのため、イオンモール藤井寺店が閉店したことに伴い(平成26年2月)、藤井寺市では建替えを契機として、「藤井寺」駅の北側を整備しており、駅前のメインロードにふさわしい街並み景観が整いつつあります。

JR高槻駅の北側

JR「高槻」駅・北側

2)住宅地

春日丘、恵美坂エリアといった人気のある地区、また「藤井寺」駅から徒歩圏内の物件については需要が高いようです。

3)商業地

「藤井寺」駅を中心とした商業施設がありますが、いずれも日用品程度です。
イオンモール藤井寺店は、建替えのため、平成26年2月末でいったん閉店しています。
高級品などについては、阿倍野エリアといった大型商業施設で買い求めているようです。

4)工業地

大和川と西名阪自動車道に挟まれた津堂地区を中心に広がっています。
中小規模工場、倉庫のほかに住宅等も見られ、完全に純化した工業地域ではありません。
なお、大工場は存在せず、大半が中小工場ですが、特徴を持った工業が少なく、下請製造や加工業などが多いようです。

2.お役立ち情報

1)人口の状態

大阪府全体と同様、藤井寺市の人口はここ数年概ね減少傾向にあります(図-1)。

藤井寺市の人口と世帯

年齢別の人口構成割合において、平成23年と平成28年の65歳以上の割合を見てみると、日本全体的に高齢化が進んでいますが、藤井寺市における高齢化の進展は全国や大阪府よりも早いと言えるでしょう。(図-2)。

藤井寺市の人口構成割合

2)持家率と賃貸率

住宅の所有の関係を見ると、藤井寺市における住宅総数のうち、借り家の割合(約33%)よりも持ち家の割合(約67%)が高くなっており、藤井寺市では持ち家の需要が高いことがわかります。
なお、持ち家の中でも、一戸建てが約86%となっており、分譲マンションを選択する人(約11%)を大きくリードしている状態であるため、藤井寺市において、マイホームの購入を考える人は一戸建てを選ぶ傾向が強いと考えられます。

藤井寺市の持家率と賃貸率

3)地価公示価格の推移

藤井寺市の住宅地の価格は、人気のある春日丘や恵美坂エリアでは横ばいで推移しています。ただし、その他、駅から徒歩圏外のエリアなどは概ね下落傾向が継続しており、不動産価格は二極化が広がっています。

藤井寺市の住宅地の地価公示価格

藤井寺市の商業地の価格は、藤井寺駅周辺では横ばい傾向で推移しています。ただし、その他の商業地では下落傾向が続いています

藤井寺市の商業地の地価公示価格

参考:
平成25年住宅土地統計調査、平成28年総務省住民基本台帳、国土交通省・地価公示など