吹田市の地域情報

基本データ
面 積 36.11k㎡
人 口 376,449人(H28.4)
人口増減率 +5.1%(対H24比)
住宅持家率 全体のうち、51.7%
うち戸建住宅 44.4%
うち分譲マンション 54.3%

平成25年住宅土地統計調査
平成28年大阪府推計人口など

1.吹田市の全体情報

1)概要

吹田市は、大阪府の北部、いわゆる北摂地域の中心部に位置し、南は神崎川を隔て大阪市に接しています。
千里ニュータウンを擁する市域北部は、標高約20mから約117mのなだらかな丘陵となっており、南部は標高10mほどの沖積低地となっています。
気候は温暖で、面積は36.11k㎡と豊中市とほぼ同じ大きさです。人口は35万人を超え、大阪府下33市中では人口が7番目に大きい都市となっています。

大阪府内有数のベッドタウンとして知られており、千里ニュータウンを中心とする市内北部は、交通利便性や整然とした計画的な街並みによって、大阪府内の住宅地の中では特に人気の高い地域となっています。

吹田市の南部にはJR東海道線・阪急京都線が東西に走り、市内北部から西部にかけては阪急千里線・北大阪急行電鉄(地下鉄御堂筋線と直通)が南北に伸びている他、各路線を繋ぐ形で大阪モノレールが市内北部を横切っています。利用可能な駅が多く、鉄道により都心部の大阪梅田まで、市内南部からは10分から20分程度、市内北部からも30分以内で到達できるため、交通利便性が高いと言えるでしょう。
また、新大阪駅、大阪国際空港も近く、国内各地への長距離移動にも便利となっています。
自動車利用についても、市内北東部の吹田インターチェンジを中心に、名神高速道路、中国自動車道、近畿自動車道が伸びている他、一般道も大阪中央環状線、新御堂筋、大阪高槻京都線といった幹線道路が走っているため利便性が高いと言えます

吹田市南部は、古くから陸路・水路双方について、西国と京都を結ぶ交通の要所となり、河港として発達してきました。明治9年(1876年)には大阪・京都間に鉄道が開通し、吹田駅が設置され、明治24年(1891年)には、吹田駅北側に現アサヒビールが工場を開設、さらに大正12年(1923年)には国鉄吹田操車場が操業を開始し、街は大きな発展を遂げました。
大正10年(1921年)には、大阪市内と結ぶ北大阪電鉄(現在の阪急千里線)が千里山駅まで開通し、都心近郊の住宅地としての開発も進みました。
その後、昭和15年(1940年)4月には、吹田町と隣接する豊津村、岸部村、千里村と合併し吹田市が誕生。昭和30年(1955年)には山田村と合併して、現在の市域が形成されました。

昭和30年代には、千里ニュータウンの建設・入居が始まり、吹田市北部の開発が飛躍的に進み、それまで竹林や雑木林、谷合いの田畑が広がっていた地域は、計画的に開発された住宅地域へと生まれ変わりました。
吹田市の人口も、昭和36年(1961年)には約12万8000人だったところ、20年後の昭和56年(1981年)には約33万3000人と急増しました。人口伸び率は、昭和63年(1988年)以降微減していましたが、現在では再び増加傾向にあります。一方、世帯数は増加し、世帯規模が小さくなる傾向が続いています。人口構成では、市南部地域を始め、千里ニュータウン地域では高齢化が進んでいると言えます。

昭和45年(1970年)に開かれた万国博覧会跡地は、広大な万国博記念公園となっており、国立民族学博物館を始めとする多くの文化・スポーツ施設が建設されています。万博記念競技場はガンバ大阪の本拠地としても知られています。さらに、周辺地域には、大阪大学吹田キャンパスを始め、バイオサイエンス関係の研究施設、国立循環器病センター、大阪大学医学部附属病院などが建設され、学術研究施設の集積が進んでいます。
また、市内には関西大学、大阪学院大学、千里金蘭大学といった大学キャンパスも存しており、学術研究都市としての側面も有しています。

日本貨物鉄道(JR貨物)は大阪市北区の梅田駅の廃止に伴う措置として、平成25年3月から吹田市貨物ターミナル駅と大阪市東住吉区百済駅に積み下ろし拠点を設けました。吹田貨物駅の事業範囲は、吹田市と摂津市にまたがる吹田操車場跡地の南側部分で、JR岸辺駅~吹田駅~千里丘駅にまたがっています。
その他、平成30年には、おおさか東線の延長により、南吹田地域に新駅の開業が予定されており、平成20年度(2008年度)に「南吹田地域のまちづくり基本計画」が策定されています 。

2)住宅地

吹田市は大阪都心部のベッドタウンとして人気で住宅需要は旺盛と言えるでしょう。
吹田市は大きく分類すると以下に区分することができます。

  • 北部 ニュータウン地域
  • 中部 吹田市中央に位置する地域
  • 南部 名神高速道路より南の地域

北部は、ニュータウンを中心とし整然とした計画的な街並みや、その交通利便性により住宅地の中では特に人気の高い地域となっています。
土地の単価は中部の優良住宅地ほど高くありませんが、一区画が大きいため総額がかさみます。北部の取引は建物付きで市場に出ることが少なく、土地のみの取引が一般的と言えます。
なお、北部は高級住宅地が多いものの、その周辺に古い市営住宅なども見られ、無秩序な住宅建築が行われているところも見受けられます。

【ニュータウンのうち人気のある順位】
・北大阪急行の沿線
・阪急千里線の沿線
・豊中寄りの地域
さらに徒歩圏内なら人気があります。

中部は、吹田市のほぼ中央に位置する地域で、吹田市の中で最も土地単価が高い千里山西地区を擁しています。千里山西地区の土地取引規模は150㎡(45坪)程度であり、不動産業者が仕入れて分割後に分譲するは規模が小さく、そのままの取引になるため、取引総額が大きくなるようです。

南部は名神高速道路より南の地域ですが、吹田市内では比較的小さな区画を手に入れることができるでしょう。緩和措置を利用した80㎡(25坪)以下の土地であると3,000万円程度でマイホームを手に入れることができるかもしれません。
阪急京都線よりさらに南~岸辺周辺になると、既存住宅の建て替えなどによる50㎡(15坪)程度の物件も見受けられますが、こうした物件があるエリアは狭いようです。

3)商業地

吹田市内における商業施設は概ね、御堂筋線「江坂」駅周辺とJR「吹田」駅周辺に分かれます。
「江坂」駅周辺は先のミニバブルで投資家などが買いあさる姿が散見されましたが、リーマンショック以降はこうした動きが止まっています。これを受け、商業施設の賃料単価も下落傾向が継続しています。
また、JR「吹田」駅周辺は開発による商業施設ではなく、自然発生的な発展によるものと言えるでしょう。

吹田市内の主な商業施設は以下の通りです。

  • ディオス北千里
    吹田市古江台4丁目。
    阪急オアシスなどの商業施設が集まるファッション・グルメをはじめとして、医療施設もあります。
    阪急「北千里」駅降りてすぐ。
  • ガーデンモール南千里
    吹田市津雲台1丁目。
    阪急オアシスと41の専門店が入っています。
    阪急「南千里」駅降りてすぐ。
  • イオン南千里店
    吹田市千里山西6丁目。
    阪急「南千里」駅と「千里山」駅の中間にあります。
  • Dew阪急山田
    吹田市山田西4丁目
    毎日の食材、グルメや薬局、インテリアから生活雑貨が豊富にあります。
    阪急「山田」駅降りてすぐ。
  • 東急ハンズ江坂店
    「江坂」駅のすぐ西、江坂東急ビル1階~2階。
  • ダイエー吹田店
    JR「吹田駅」下車、東口より徒歩3分

4)工業地

吹田市は住宅地としての性格が強く、工業地は少ないようです。
穂波町・南吹田・芳野町といった南部の神崎川周辺に一部工業地が存する程度となっています。

2.各エリアの情報

3.お役立ち情報

1)人口と世帯

大阪府全体の人口は減少傾向にありますが、吹田市の人口はここ数年増加傾向にあり、ここ5年間で+5%を超える伸びを見せています(平成28年/平成24年)(図-1)。

吹田市の人口の推移

人口構成割合を見ると、全国及び大阪府と比べて、生産年齢人口(15-64歳)の比率が高く、65歳以上の比率が低いことが分かります(図-2)。

吹田市の人口構成割合

2)持家率と賃貸率

住宅の所有の関係を見ると(図-3)、住宅総数のうち持ち家率(約52%)の方が借り家率(約46%)よりもやや多いものの、概ね同じ割合を示しており、吹田市は所有と同じくらい賃貸も選択されている街であると言えます。
なお、持ち家派の中でも一戸建の所有は約44%に留まり、分譲マンションの所有(約54%)がリードしているため、吹田市内では購入を考える人は分譲マンションを選ぶ傾向がやや強いと考えられるでしょう。

吹田市の持家率と賃貸率

3)地価公示価格の推移

吹田市の住宅地の価格は、全国や大阪府と比較すると、北摂の優良な住宅地においては需要も高く、価格は上昇傾向にあることが分かります。

吹田市の住宅地の地価公示価格の推移

吹田市の商業地の価格は、背後の住宅地の安定的な需要を受け、堅調に推移しています。

吹田市の商業地の地価公示価格の推移

参考:
平成25年住宅土地統計調査、平成28年総務省住民基本台帳、国土交通省・地価公示など