大阪市港区の地域情報

基本データ
面 積 7.9k㎡
人 口 82,067人(H28.4)
人口増減率 ▲2.0%(対H24比)
住宅持家率 全体のうち、46.0%
うち戸建住宅 51.8%
うち分譲マンション 45.0%

平成25年住宅土地統計調査
平成28年大阪府推計人口など

1.港区の全体情報

1)概要

港区は大阪市の西部にあり、北東は西区、北西は安治川を介して此花区、南東は尻無川を介して大正区、南西は大阪湾を介して住之江区に隣接する区であり、面積約7.9k㎡を有する行政区です。

区域は、かつては淀川の河口に発達した低湿な三角州でしたが、江戸時代に安治川が開削され、市岡新田をはじめとする大規模な新田開発が進められました。さらに、明治時代には、築港大桟橋の完成と市電の開業により、安治川と尻無川に挟まれた水運を活かして大阪の海の玄関口として大きく発展した経緯を有しています。その後、大阪港の発展とともに、港の周辺には海運業や流通業が集積し、湾岸部は工業地域として発達を遂げました。

道路網としては、弁天町駅を中心に市道築港深江線(通称:中央大通)や国道43号がクロスしているほか、国道172号(通称:みなと通)等が走っています。また、阪神高速道路17号西大阪線や16号大阪港線、4号湾岸線等の高速道路も通っています。

鉄道網としては、JR大阪環状線、地下鉄中央線が走っており、交通利便性は概ね良好と言えます。

港区は、主要な商業施設等が集積する弁天町エリア、工業地域が広がる湾岸エリア、住宅地域が広がる朝潮橋エリアに大別することができます。

2)住宅地

【朝潮橋エリア】
地下鉄中央線「朝潮橋」駅の周辺に広がるエリアであり、主に住宅地域が形成されています。
朝潮橋駅周辺には大阪市中央体育館や大阪プール、学校等の公共施設のほかスーパーなどの買物施設が立地しているほか、東西に走る市道築港深江線(通称:中央大通)、国道172号(通称:みなと通)沿いにはファミリーレストランやガソリンスタンドなどの店舗が建ち並んでいます。
このエリアは、大阪都心部への交通アクセスも比較的良好であることから、駅周辺にはマンションなどが建ち並んでいます。これら背後にはやや規模の小さい戸建住宅やアパート、公営住宅のほか作業所なども混在しており、やや雑然とした感は否めません。
一方、神社・仏閣も点在しており、下町情緒を感じられる街並みとなっています。

3)商業地

【弁天町エリア】
区の中心エリアであり、弁天町駅に近接して大阪リゾートシティ(通称:オーク200)が立地しています。敷地約3万㎡、建物延床面積25万㎡超の規模を有するオーク200は、港区内のランドマーク的な存在であり、事務所・ホテル・店舗・マンションなどが存する「オーク1番街」、「オーク2番街」、「オーク3番街」、「オーク4番街」から構成されています。
また、みなと通沿いには港区役所や図書館など公的機関も存しています。
このように、駅周辺には大規模な商業施設等が立地しているほか、幹線沿いには店舗や店舗付マンションなどが建ち並んでいます。
一方、これらの背後には小規模な戸建住宅やマンションのほか公営住宅などが建ち並ぶ住宅地域が形成されています。

4)工業地

【湾岸エリア】
安治川及び尻無川、三十間堀川沿岸に広がるエリアであり、主に工業地域が形成されています。
日本を代表する貨物港である大阪港が存するほか、高速道路網も充実しており、物流拠点として良好な工業立地条件を有していることから、倉庫・工場等が建ち並ぶ工業地域が形成されています。
また、エリア西部においては、「天保山ハーバービレッジ」や天保山があります。「天保山ハーバービレッジ」には、天保山マーケットプレイスや海遊館、ホテル、美術館(サントリーミュージアム天保山)などが立地しており、港区内の観光名所として、地域の活性化に大きく貢献しています。

2.各エリアの情報

大阪市港区の各エリアの地域情報

3.お役立ち情報

1)人口と世帯

大阪市の人口は上昇傾向にあるものの、大阪府全体及び港区の人口はここ数年減少傾向にあります(図-1)。

大阪市港区の人口の推移

また、人口構成割合を見ると、全国や大阪府と概ね同じ構成割合であることが分かります(図-2)。

大阪市港区の人口構成割合

2)持家率と賃貸率

住宅の所有の関係を見ると(図-3)、住宅総数のうち、持ち家の割合(約46%)より借り家の割合(約53%)が高くなっており、賃貸を選択する人の方がやや多いと言えます。
なお、持ち家を選択する人のうち、マンションより一戸建てを選択する人の方が多いようです。

大阪市港区の持家率と賃貸率

3)地価公示価格の推移

大阪市港区の住宅地の価格は、概ね落ち着きを見せてきているようです。

大阪市港区の住宅地の地価公示価格の推移

大阪市港区の商業地の価格は平成22年に底打ちし、近年は安定的な推移を見せています。

大阪市港区の商業地の地価公示価格の推移

参考:
平成25年住宅土地統計調査、平成28年総務省住民基本台帳、国土交通省・地価公示など