大阪府の地域情報

目 次
  1. 大阪府内の価格と動向
    1. 大阪府全体の住宅地の価格動向
    2. 大阪府全体の商業地の価格動向
    3. 大阪府の最高価格地・上昇率1位・下落率1位
    4. 府庁所在地(大阪市)
  2. 大阪府の概要
基本データ
面 積 1898.47k㎡
人 口 8,826,276人(H29.4)
人口増減率 ▲0.3%(対H24年比)

大阪府推計人口など

大阪市 大阪市
中央区  北区  西区  福島区  天王寺区  阿倍野区  浪速区
都島区  鶴見区  城東区  旭区  平野区  東淀川区  西淀川区
淀川区  住吉区  東住吉区  住之江区  生野区  此花区  港区
大正区  東成区  西成区
大阪北部 吹田市  豊中市  池田市  箕面市  高槻市  茨木市  摂津市
島本町  豊能町  能勢町
堺市 堺区  中区  東区  西区  南区  北区  美原区   
北河内 守口市  枚方市  寝屋川市  大東市  門真市  四条畷市  交野市
中河内 八尾市  柏原市  松原市  東大阪市
南河内 富田林市  河内長野市  羽曳野市  藤井寺市  大阪狭山市
河南町  太子町  千早赤阪村
泉北 泉大津市 高石市 和泉市  忠岡町
泉南 岸和田市  貝塚市  泉佐野市  泉南市  阪南市  熊取町
田尻町  岬町

1.大阪府内の価格と動向

平成27年地価公示は過去一年(平成26年)の地価動向を分析しています。

1)大阪府全体の住宅地の価格動向

大阪府の住宅地の価格変動率

国土交通省HP「平成27年度地価公示」

大阪府全体としての住宅地の対前年の平均変動率は、昨年(H28)に引き続いて横ばいとなっています。
全体として、大阪府や北摂といった利便性などが良好な住宅地は本年も引き続き上昇傾向にあります。しかし、駅から徒歩圏外の住宅地などは、依然として土地価格の下落傾向が続いており、需要の有無により二極化が鮮明となっていると言えるでしょう。

2)大阪府全体の商業地の価格動向

大阪府の商業地の価格変動率

国土交通省HP「平成29年度地価公示」

大阪府全体としての商業地の対前年の平均変動率は、+5.0%であり、前年(+4.2%)に比べ、上昇幅が拡大しました。
外国人観光客の大幅増加等を背景として、道頓堀にある大阪中央5-19が大阪府下で最高の上昇率となっています。また、梅田エリアの東通商店街に立地する大阪北5-3についても上昇幅は拡大傾向にあります。

3)大阪府の最高価格地・上昇率1位・下落率1位

大阪府の最高価格地

国土交通省HP「平成29年度地価公示」より抜粋
※変動率下段(  )は前回公示の変動率
以下同様

大阪福島ー7:分譲マンション用地として強い需要を有するエリアであり、供給も少なく、地価は上昇。
大阪北5-28:希少性に優れる物件への需要が集中し、高値取引が成立しやすい状況となっている。

大阪府の上昇率1位

大阪北ー3:マンション需要が底堅いエリアであり、地価は上昇傾向にある。
大阪中央5-19:繁華性の高い地域で、インバウンドの影響を受けており、周辺の地価上昇を牽引。

大阪府の下落率1位

東大阪ー49:急傾斜地に存し、日常生活の利便性の難、土砂災害等の危険性等により市場性は低い。
松原5-2:年々繁華性が低迷しており、需要も弱く、引き続き地価は下落傾向にある。

4)府庁所在地(大阪市)

大阪市の住宅地は全体として、対前年変動率+0.3%となり、前年(+0.1%)に引き続き上昇傾向を示しています。消費税率引き上げが土地価格に影響を与えたほか、建築費の高騰によるマンション用地の取得価格の圧迫が顕著であり、一部のエリアにおいては上昇幅の大幅な縮小も見られました。一方、マンションなどの住居系の用途への転換が可能なエリアについては引き続あmた、上昇傾向がみられます。
大阪市の商業地は全体として、対前年変動率+3.5%であり、前年(+3.6%)に比べて上昇幅が若干縮小しました。北区、中央区、西区、福島区、天王寺区などの都心区では前年と同様に上昇傾向にありますが、此花区、西成区などの8区で本年も価格は下落傾向でした。なお、商業地域内におけるマンション適地などについては、建築費の高騰による用地の取得価格の圧迫が懸念され、上昇幅が縮小しています。

県庁所在地の最高価格地・上昇率1位・下落率1位

国土交通省HP「平成29年度地価公示」より抜粋
※変動率下段(  )は前回公示の変動率

2.大阪府の概要

大阪府は,西に大阪湾が広がっているほか、北・東・南の三方を山地 (丹波高地,生駒山地・金剛山地,和泉山脈)に囲まれ、地形は南北に長く湾曲しています。旧摂津国の東部と河内国、和泉国の旧三か国の範囲から成っています。

大阪府の気候は瀬戸内海式気候に分類され,一般的に温和で天気が安定しており、四季の区別がはっきりしている傾向にあります。平均気温は17度前後。降水量は少なめ、という特徴があります。

面積は約1,898平方キロメートルで全国土の約0.5%しかなく、都道府県で2番目に小さいですが、人口は880万人を超え、全国の約7%を占めています。府内は33の市、9の町、1の村に分かれており、大阪市を中心とする都心部と、ベッドタウンである周辺の衛星都市から構成されています。

産業の特徴としては、大企業の本社や西日本の中心となる営業拠点が存するほか、中小企業の街という特質も有しており、大阪府の工業生産に占める中小企業の割合は約65%に達しています。また、インスタントラーメンなどのユニークな製品やニュービジネスの多くがここ大阪で誕生したことなどから、「合理精神・企業精神の旺盛な街」と言うことができます。

歴史的には、5世紀頃には大陸の文化が広まり、7世紀には日本最初の中国の都にならった都城が大阪に置かれました。その後、都は近隣の奈良や京都に移ってからも、瀬戸内海に面した文化・通商の玄関口としての役割は変わることなく繁栄を続けました。

戦国時代以降には、堺が港を擁する自由都市として発展し、さらに1583年、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は大阪を本拠地と定め、大坂城を築城し、日本の政治・経済の中心地となりました。

17世紀には政治の中心は江戸に移りましたが、大阪は「天下の台所」、経済や物流の中心地として重要な役割を果たしました。大阪では広く町民を中心とした文化が成熟し、さらに、懐徳堂や適塾といった官制の学問にとらわれない私塾による学問も大阪に根を降ろしました。このようにして、開放的な気風や旺盛な企業家精神が育ち、やがて近代の大都市となる豊かな地盤がつくられました。

その後、19世紀には、明治維新と近代国家成立に向けての混乱により打撃を受けましたが、その後工業都市として再び発展を遂げ、近代都市へと生まれ変わりました。第二次世界大戦による空襲の大被害からも立ち上がった大阪は、日本を代表する商業の都として、流通、貿易、工業の各分野で大きな役割を果たしてきました。

このように、大阪府域は日本の文化・経済の中心地として繁栄してきましたが、1994年(平成6年)9月の関西国際空港の開港以降、アジア太平洋のビジネス拠点として、より一層の発展が期待されています。今後とも、内外の人・物・情報が交流する世界都市へと大きく飛躍する時代を迎えています。