耐震診断とは?(依頼先と費用)

掲載日 : 2012年10月10日

昭和56年以前に建てられた住宅は当時の耐震基準が今より緩かったため、大きな地震が起こった際に倒壊する危険性が高いと言われています。
(実際、阪神・淡路大震災の時に倒壊した住宅の多くがそうでした。)
それ以降に建てられたものでも、程度の低い建設業者による手抜き工事やいいかげんな増改築などによって、地震に強いとは言えないケースも多く見られます。

少しでも不安があるようでしたら耐震診断を受けることをお勧めします。

耐震診断とは、大規模な地震に対する建物の安全性を評価し、耐震補強が必要かどうかを「評点」という数値で表して判断するものです。
その他にも地盤や基礎の状況、雨漏り、木材の腐朽やシロアリ被害なども調べられます。

耐震診断は、指定講習会を受講した建築士等の専門家に依頼します。
悪徳リフォーム業者がデタラメな診断(のようなこと)をして、高額な工事費用を請求することもあるようですから、必ず自治体に登録されている専門家に依頼しましょう。
一般的な木造住宅でしたら診断費用は5万円程度ですが、多くの自治体で補助が受けられ、大阪府の場合は費用の9割(上限4万5千円)を補助してもらえます。
つまりお客様の負担は5千円程度で済むのです。
この金額で安全かどうか調べられるのですから、私は積極的にお勧めしています。

【コラム執筆者】
坂口建築計画
一級建築士 坂口晃一