共同担保目録とは?取得方法と見方

掲載日 : 2016年1月25日

共同担保目録とは
共同担保とは、一つの債権の担保として複数の不動産に抵当権や根抵当権を設定することです。
例えば、住宅ローンで融資を受けた場合には、土地と建物という複数の不動産に対して抵当権を設定することとなり、土地と建物が共同担保となります。

共同担保目録とは、一つの債権(抵当権や根抵当権など)に対して、複数の不動産が担保になっている場合に作成される一覧を記載した部分です。

共同担保目録の取得方法
登記事項証明書を請求する際、「共同担保目録付」にチェックを入れた場合のみ、共同担保目録が追加されます。
※要約書の請求では共同担保目録を取得することはできません。

共同担保目録の見方
登記情報証明書の権利部(乙区)と共同担保目録により、その不動産にどのような担保が付いているかを把握することができ、どれほどの担保価値が残されているのかを推測することもできます。

【権利部(乙区)】
乙区に抵当権設定や根抵当権設定などの登記があり、「権利者その他の事項」の欄の最後に「共同担保目録(た)第1234号」のように記載されている場合、複数の不動産が同一の担保に入っていることが分かります。

【共同担保目録】
登記情報証明書の末尾に記載されており、これを見ることにより、一つの債権に対してどのような不動産が担保に入っているかを把握することができます。
下記の例では、当初は9つの不動産(土地8筆と建物1個)が担保に入っていたところ、後に建物1個が追加で担保に入ったことが分かります。

【コラム執筆者】
IS司法書士法人/IS行政書士事務所
司法書士, 行政書士 脇田 直之