行政書士へ依頼することのメリット(事業資金編)

掲載日 : 2015年12月19日

行政書士は、行政手続に関する専門家です。手続に要する書類を作成し、申請の代理・代行を行います。
特定分野の許認可申請手続では高度な知識やノウハウが要求され、まさに専門家たる行政書士が活躍する場面です。行政書士の中でも、それぞれ得意な分野というものが存在します。
かく言う私も“廃棄物処理”に関する申請手続を専門としています。

行政書士に依頼するメリットとしてはやはりこの専門性、行政書士が持つ知識・ノウハウや経験を利用できるということだと思います。その専門性を生かす場面として、今回は「資金」という観点でそのメリットを見ていくこととしましょう。

私の専門である“廃棄物処理”でいえば、廃棄物の処理は大きな「資金」が必要となる分野の一つです。施設の建設には相当な費用がかかります。「資金」の目処が立たないと、新しく事業を計画していくこともできません。そのため、我々の業務と「資金」の話は切っても切り離せないのです。

スケジュール管理
まず「資金」の算段をするとして、多くの事業者は金融機関からの融資を考えることになるでしょう。
そこで我々の仕事として、スケジュールの管理・アドバイスというものがあります。施設の建設は許可を受けてから行うことになりますので、申請手続がどのように進んで、どのタイミングで資金が必要になりそうかということをアドバイスします。必要であれば、それを金融機関にも説明します。

事業計画の策定
次に、事業そのものの計画と具体化のアドバイスです。事業者の思いを金融機関に伝えるべく、事業計画書を作成して事業の計画を明確にします。許可申請用に作成した事業計画書がそのまま使えれば良いですが、場合によっては金融機関用に見やすく作り直します。

補助金・公的融資
施設導入に当たって、補助金や公的融資の利用も検討します。補助金や公的融資はその時々の政策に大きく左右されますので、制度を利用できるかどうかは不確定ですが、大いに検討の余地はあります。
この分野に精通している行政書士は常に最新情報をチェックしており、どういう制度が使えるか、どのようにすれば支給を受けられるかなどをアドバイスしてくれます。もちろん、申請のお手伝いも行います。

市町村税
行政書士は市町村の税金に関する手続を取り扱うこともできます。工場誘致を積極的に行なっている市町村では、不動産取得税や固定資産税を減免してくれることもあります。減免制度を利用すべく、行政書士として市町村と協議し必要な申請を行います。

このように我々行政書士は、事業に必要となる「資金」を有効的に活用できるよう、多面的にお手伝いしています。

【コラム執筆者】
行政書士北浜合同事務所
行政書士 池口 和広