不動産登記とは②記載されている内容

掲載日 : 2015年5月28日

不動産の登記記録には、不動産の物理的現況と権利関係が記録されています。

  • 物理的現況
    土地の場合は所在、地番、地目、地積など、建物の場合は所在、家屋番号、種類、構造、床面積などをいい、これらが記録される部分を「表題部」といいます。
  • 権利関係
    所有者や所有権以外の権利(抵当権や賃借権など)であり、不動産の所有が誰なのか、またその不動産が担保に入っているかなどを把握することができ、これらが記録される部分を「権利部」といいます。
    なお、権利部はさらに甲区と乙区に分かれています。
    甲区には所有権に関する事項が記録されています。また、乙区には所有権以外の権利、例えば抵当権や地上権の設定など)が記録されています。
表題部  土地や建物の基本的な情報
土地:所在、地番、地目、地積
建物:所在、家屋番号、種類、構造、床面積
権利部(甲区)  所有権や所有権を左右するような情報
所有権、所有権に対する差押、仮差押など
権利部(乙区)  所有権以外の権利
担保権(抵当権、根抵当権)、用益権(賃借権、地上権、地役権など)
表題部・甲区・乙区

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【コラム執筆者】
IS司法書士法人/IS行政書士事務所
司法書士, 行政書士 脇田 直之