賃貸借契約における一時金

掲載日 : 2015年3月1日

不動産の賃貸借契約の際、賃料とは別に賃借人から賃貸人に一時的に支払われる金銭のことです。
これらの一時金は、商慣習などにより異なり、地域差もあることに注意する必要があります。

賃貸借契約の締結時に支払わる一時金

保証金、敷金など  預り金的性格を有するもの
賃貸借契約の終了時に賃借人に返還される一時金
権利金、礼金など  前払い的性格を有するもの
賃貸借契約の終了時に賃借人に返還されない一時金

一時金の名称のいかんに関わらず、賃貸借契約の終了時に賃借人に返還されるか否かについてよく確認しておく必要があります。

なお、近年賃貸マンションの賃貸借契約ではこうした一時金の設定がない物件も見られます。確かにテナントが入居しやすいように感じられますが、賃料が高めに設定されている、毎月支払うべきものがある等について、賃貸借契約の締結において留意すべきでしょう。

賃貸借契約の継続期間中に支払わる一時金
一時金には、賃貸借契約の継続期間中にも支払われる更新料、建替承諾料、増改築承諾料、条件変更承諾料、名義書換承諾料などがあります。

【コラム執筆者】
株式会社クラヴィス鑑定事務所
不動産鑑定士 伊東 玉喜