元利均等返済とは?元金均等返済とは?

掲載日 : 2015年1月12日

元利均等返済とは
毎月の返済額が返済開始時から返済終了時まで一定額となるように計算される返済方法です。
毎月の返済額が一定しているため、借入金の返済計画が立てやすいメリットがあります。その他、元金均等返済に比べて、当初の返済額が少なくて済むため、多額で長期的にわたる住宅ローンの返済方法として一般的に利用されています。
ただし、元金均等返済に比べ、返済金額の総額が多くなり、返済当初は返済額のほとんどが利息部分であり、元金の返済がなかなか減らないというデメリットがあります。

元利均等返済

毎月の返済額は同じ。
返済当初は元金部分の占める割合が小さいが、返済が進むにつれて元金部分の占める割合が大きくなる。

元金均等返済とは
元金均等返済とは、元金部分は返済期間を通して一定であるものの、利息は返済当初多く、その後少なくなっていきます。
一定の元金を毎回返済していくため元本が確実に減りますが、返済当初の返済額が大きく、返済額の負担が大きくなります。
元利均等返済に比べ、支払利息の支払総額は少なくなるというメリットがありますが、当初の毎月の返済額が多くなるというデメリットがあります。
また、元金均等返済の場合、もし将来金利が上がったとしても、元金が早く減る分、元利均等返済よりも影響が小さくなるというメリットがあります。
住宅ローンの返済方法として、元利均等返済方法が一般的であり、短期の場合などに元金均等返済が用いられることもあります。

元金均等返済

毎月の返済額が少しずつ減少。
元金部分は同じであるため、元金の減るペースが速くなる。

元利均等返済と元金均等返済の返済額の比較
住宅ローン額:3,000万円 利息:3%固定金利 返済期間:30年

  元利均等返済 元金均等返済
初回返済月額(元金+利息) 126,481円 158,333円
総返済額(元金+利息) 45,533,236円 43,537,500円
総利息額 15,533,236円 13,537,500円

元利均等返済では、元金均等返済より、30年間で何と200万円ほど利息を多く支払うこととなります!

どちらを選択すべきか?
元利均等返済か元金均等返済を選ぶ基準としては、将来のライフスタイルの変化について考えることでしょう。
例えば、現在は夫婦共働きだが、子どもが産まれたら、奥さんは育児のために退職する、という計画の場合、当然収入は減少してしまうので、毎月の返済額が一定である元利均等返済を選択する方が無難である、と言えるでしょう。
逆に、将来も高収入が安定的に見込めるような場合は、元金均等返済を選択する方がよい、と言えます。
ただし、元利均等返済でも繰上返済を併用することで総返済額を圧縮することもできます。元金均等返済は効率的ですが、当初の返済額は大きくなるので無理のない返済額か、十分に検討しましょう。

【コラム執筆者】
MAX綜合会計事務所
税理士 山崎 景一