レバレッジとは|不動産鑑定士 伊東玉喜

掲載日 : 2018年6月8日

梃子(てこ)のことで、レバレッジ効果とは、小さい力で大きなものを動かす効果をいいます。
不動産業界におけるレバレッジ効果とは、少ない出資で大きな不動産に投資することができ、またその投資額に対して大きな収益を得ることができることをいいます。

不動産の購入で検討してみましょう。

例1)全額自己資金で不動産を購入する場合  
①不動産総額 1億円 不動産を全額自己資金で購入した場合、その利回りは10%となります。   
②自己資金 1億円
③賃料収入(収益) 1,000万円
④利回り(③÷②) 10%
例1)全額自己資金で不動産を購入する場合  
①不動産総額 1億円 借入を利用することで、自己資金は不動産総額の一部で済みます。
また、利回りは約29%になります。   
②ローン総額(金利2%) 7,000万円
③自己資金 3,000万円
④賃料収入(収益) 1,000万円
⑤ローン利息(②×2%) 140万円
⑥運用益(④-⑤) 860万円
⑦利回り(⑥÷③) 28.7%

レバレッジ効果は、不動産そのものの利回り(10%)よりも、金利(2%)が低い場合に見込めることができます。
また、不動産利回りと金利の差が大きくなればなるほど、またローンの割合が多ければ多いほどその効果が見込めます(ハイレバレッジ)。

【コラム執筆者】
株式会社クラヴィス鑑定事務所
不動産鑑定士 伊東 玉喜