地積測量図の見方①記載例

掲載日 : 2013年7月18日

地積測量図とは、一筆の土地の地積(面積)、形状、境界標に関する測量の結果を明らかにする図面のことです。
地積測量図に記載されている内容は以下の通りで、登記所(法務局)に保存されており、誰でも閲覧及び写しの交付を請求することができます(要手数料)。
※地積測量図は全ての土地について備え付けられているとは限りません。

①地番 土地の地番
地積更正登記による地積測量図は申請地番のみ記載されている。
分筆登記による地積測量図は、分筆後の地番が記載されている。
②土地の所在 測量した土地がある場所
③縮尺 地積測量図の縮尺(原則1/250)
④申請人 登記申請した人の氏名
⑤作製年月日 地積測量図を作成した日
⑥作製者 地積測量図の作成者の名前と事務所の所在地(署名又は記名押印)
オンライン申請等によりデジタルデータとして添付された地積測量図は押印に変わり電子証明されているので印影がない。
⑦方位 図面が描かれている方位(原則上方が北)
⑧測量図 測量した土地の図面
土地の各辺長、隣接地番、境界標の有無等が記載されています。
※辺長の単位はメートル(その他の場合はその単位が記載されています)
⑨境界標の凡例 現地に埋設されている境界標の種類や基準点などの凡例
⑩引照点座標一覧 引照点
(境界標がなくなった場合、境界を復元するために設ける点)の一覧
⑪基準点網図 街区基準点の整備が完了した地域内の土地については、地積測量図を添付してする登記の申請があった場合に街区基準点の成果に基づいた基準点網図を記載しなければなりません。
⑫求積表 面積の計算方法と計算結果
面積の計算方法について現在は座標法が用いられていますが、平成17年3月6日以前には三斜法で求められているものもあります。
分筆の際に作製される地積測量図は、原則分筆後の全筆を測量し求積しなければなりません。特別な事情により登記簿の面積から分筆した部分の面積を差し引いて求めている場合は、残地部分の面積は実際の面積と誤差が生じることがあります。

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【コラム執筆者】
フェイスフル登記測量
土地家屋調査士 仲田 隆司