建築基準法第42条1項4号道路とは?計画道路

掲載日 : 2013年3月22日

都市計画法などにより新設または変更の事業計画のある道路で、2年以内にその事業が執行される予定のものとして特定行政庁が指定したものをいいます。

すなわち、工事前または工事中で道路形態が整っていない事業計画の段階の道路について特定行政庁が指定することにより、道路とみなすものです。

また、指定にあたっては、特定行政庁が道路事業者と協議した上で指定されます。

建築基準法42条1項4号道路

1項4号道路(計画道路)の例|
川と反対側の住宅などが道路拡幅のためにセットバックして建っています

なお、事業は予定であることから2年以内に事業が執行されるとは限りません。

1項4号の指定後、2年を経過しても事業が施行されない場合であっても、指定が取り消されない限り効力を有しているため、道路内の建築制限などを引き続き受けることとなります。

建築制限と容積率

1項4号に指定されると、計画道路内の土地は道路として扱われるため、建築敷地とはならず、その土地上に建物を建築することはできません。

一方、容積率は計画道路を前面道路として算定できるため、有利になることも多いようです(法52条2項)。

1項4号道路の調査

特定行政庁が指定して道路となるため、道路調査にあたっては以下のような項目を調査しておく必要があります。

  • 指定年月日
  • 指定番号
  • 予定幅員
  • 予定名称
  • 進捗状況など

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【コラム執筆者】
坂口建築計画
一級建築士 坂口晃一