提携ローンとは?非提携ローンとは?

掲載日 : 2013年3月6日

提携ローン

提携ローンには、個人向けや法人向けなど、さまざまな金融商品がありえますが、今回は個人の方が宅地建物取引業者(一般的には不動産会社や、不動産の仲介業者といわれていますので、以下「不動産会社」といいます。)から不動産を購入される場合に限って説明をさせて頂きます。

提携ローンとは、売主たる不動産会社が、あらかじめ金融機関と提携しているローンのことですが、単に金融機関を直接紹介するだけというものではありません。

不動産会社の利用者たる買主が当該金融機関を利用する場合には、あらかじめ取り決めた融資条件を満たすのであれば、融資実行する旨の契約を、あらかじめ不動産会社と金融機関との間で契約しているローンのことを指します。

条件は物件ごとに設定されていることが多いので、個別に確認してみるといいでしょう。

【購入者のメリット】
不動産会社などの提携ローンは、通常、金融機関に直接申し込む住宅ローンより審査が通りやすいことが多く、また、不動産会社を通じて申し込みを行う関係上、不動産会社が必要書類等のアドバイスを行うため、手続きがわかりやすいのもメリットといえるでしょう。
また、その他のメリットとして提携ローンには優遇金利のあるものもありますので、確認してみるといいでしょう。

【購入者のデメリット】
提携ローンを利用する場合には、不動産会社にも手数料を支払うものもあるため、直接金融期間に申し込む住宅ローンに比べて手数料の出費が増える場合があります。
融資申し込み手続きにかかる負担が少ないという点ではメリットがありますが、お金の支出という点ではデメリットといえるでしょう。
上記と同じくメリットの裏返しですが、確かに提携ローンには金利の優遇がある商品があります。しかしながら、よくよく他社の住宅ローンを調べたところ、提携ローンよりも有利な金利のものがあるかもしれませんし、なんらかの保障が充実している住宅ローンがあるかもしれません。このように、選択の余地が少ないというのもデメリットといえそうです。

 

非提携ローン

一般的に、提携ローンではないローンのことを指します。利用者自身が銀行などの金融機関に直接申し込んで融資を受けるものです。

商品の選択肢が多いため、利用者のライフプランにあった住宅ローンを選択することが可能ですが、融資をうけることができるか否かは、購入者の「信用力」に左右されることとなります。
また、不動産購入にあたっては、購入の申し込み、売買契約、住宅ローンの申し込みと実行、引渡しなどのスケジュールがあります。ご自身で直接申し込まれる非提携ローンをご利用の場合にはしっかりと確認しておきましょう。

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【コラム執筆者】
アクアス司法書士・行政書士総合事務所
司法書士 和田努

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